2010年03月07日

花見月

花といえば桜

毎年花見月(3月のこと)になると桜の開花予想が新聞やテレビに話題としてのぼりはじめる。
気象庁の開花予想は昭和30年から始まったが、最近は民間の気象予報が充実してきたので、今年から開花発表を中止することではあるが、春を告げる年中行事として残しておいて欲しいものだ。
近年は温暖化の影響で開花が早まり、昨年の気象庁の開花宣言は3月25日であった。
今年もその頃らしい。
2010年 桜の開花予想 (民間3事業者予想の比較)
都道府県 都市 日本気象協会 ウェザーマップ ウェザーニューズ 観測スポット
(3月3日発表) (3月1日発表) (3月1日発表)
東京都 都心 3月21日 3月22日 3月21日 靖國神社
神奈川県 横浜 3月22日 3月22日 3月21日 三渓園

ひと昔前桜の季節と言えば4月であった。戦前ではあるが小学校入学の時、満開の桜並木を見上ながら校門をくぐった。
小学一年国語読本最初のページに載っている“サイタ サイタ サクラガ サイタ”は季節に合った文章ですぐに覚えた。
また“枯木に花を咲かせましょう”の「花サカジイサン」も記憶に鮮明である。
日本人は桜の花が大好きで、俳句で花といえば桜の花を指す。
“花の雲 鐘は上野か浅草か”(松尾芭蕉)

江戸時代から有名な上野の桜は見事で遠くから見ると雲のように見える。


更に一句
   
“髭剃るや上野の鐘の霞む日に”(正岡子規)
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春のうららかな陽気に寶永寺の鐘の音がかすむように聞こえてくる。
サクラには色々の種類があり3月に入ると早くもエドヒガンが花を咲かせ、下旬には染井吉野が開花してまさに春爛漫となる。
4月に入ると八重桜が豪華に咲きほこる。

東京の桜の名所といえば、まず開花宣言の基準木のある上野恩賜公園、続いて宮中の観桜会も開かれる新宿御苑、お堀の上をおおうように咲く千鳥が淵、また吉宗将軍が植えたとされる墨田公園など数え上げれば切がない。
地元渋谷周辺で見られる桜の名所はどこであろうか。
まず、代々木公園があげられる。
染井吉野を中心にオオシマザクラやヤマザクラ、サトザクラなど種類の多さに圧倒される。

渋谷駅に近づくと電車の中から見える宮下公園のソメイヨシノも目を楽しませてくれる。歴史のあるのは金王八幡神社境内にある金王桜は江戸時代から花見の名所として知られている。
渋谷周辺にはかくれた桜の名所がもっとあるはず。
今年は関心を持って地元の人々が愛でている桜の名所を調べて「知られざる渋谷桜の名所地図」を作ってみたらどうだろうか。

河西広報理事寄稿



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